好きなおもちゃは変化するもの
子供の成長というのは目覚ましいものです。小学生というように一くくりにしても、実際は学年によってかなりの成長の変化が見込まれます。
おもちゃを買い与える際にも、子供の成長や欲求に丁寧に向き合わないと、まるで興味のないものを一方的に押し付けることになってしまいます。また学年が上がるごとに、おもちゃといってもゲームを望む子供が増えてくるということもあります。ゲーム機本体はもちろんのこと、ソフトについてもかなり高額になってくるということを想定しておきましょう。
小さい子供の時代から子育てしていると、成長の段階で、より高額なものを与えることに躊躇してしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし子供の生活環境や、お友達との関係性などを考えると、一概に高額なものが駄目であるというのはいささか一方的な感情であるようにも思えます。金額については、どのぐらい働くことが必要なのかなど、子供とともに話をするなどして物の大切さを教えるという機会にするというのも、大切ではないでしょうか。
子供には年齢に応じたおもちゃを与えてあげよう
子供に与えるおもちゃを選ぶ際には、年齢にあった物を選ぶことが大切です。長く遊んでもらいたくて先取してしまいがちですが、それだと上手く扱えないことも多いものです。しまい込んでいるうちに、忘れてしまったということも珍しくありません。また、0歳の赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、誤飲する心配のないものを選ぶ必要があります。0歳児の場合には月齢によっても発達が異なるので、成長段階に合わせたおもちゃを与えてあげるようにしましょう。
おもちゃには対象年齢が表示されているので、それを目安にすると子供に合った物を選べます。ただし、発達のスピードは一人一人違うので、あくまでも参考程度にするのが良さそうです。せっかく買うのだから親としてはずっと遊んでもらいたい気持ちもありますが、成長するにつれて子供の興味も変化します。どんなにお気に入りでも、ずっと使い続けるおもちゃはごくまれです。一時期だけのものと割り切って選んであげた方が、子供が満足するものを選べます。